幼児はひとっとびに飛躍していくものではないのです。
その子の年齢にあった方法で、また個人差を考えて、丁寧に伸ばしていくことが大切です。
例えば、1つや2つの童話の歌詞や曲を覚えて歌ったり、文字や数も教えればそらで覚えてしまいます。それだけに親が教え込みたくなる気持ちもよくわかります。
真似し、そらんじるということでは、この幼児期はどの子も天才なのです。
しかし、そのことと言葉の意味や文字や数を理解したこととはまったく違うのです。
『理解言語』から『表現言語』話し言葉へと進む道にも言語の四つの機能の育成にも基本的な指導による、具体的経験が必要になります。
数量概念にしても、単に計算や四則演算の能力だけをいうのではなく、それらの能力の背景にある認知のあり方全体を幼児期から磨いて、数的に処理する能力を身につけていることが大切です。
概念把握がつまずいたままで、数式の形式的な計算だけに慣れてしまう子が増えています。
ペーパー計算に慣れれば機械的に処理できるため誤答にならず、それだけに最も大切な数概念の欠落が見落とされてしまう結果となっています。
幼児期からの子供1人1人に適した脳力開発トレーニングが重要です。
◎知的発達を促進する環境づくり(10才まで)
子供の望ましい知的発達を促す環境とは、どのような条件を備えていればよいのか。
(1)家庭環境で両親、特に母親からの受入れられ、マザーリングがあり愛されている。
(2)環境的に教育的にその子に対し、正しい知的刺激があること。
(3)母親が脳力開発についての基本について、チャイルド自由学園でご理解ください。
(4)発達初期からの豊かな運動・知覚的経験が大切。
(A)視覚・聴覚・触覚的経験(感覚器官の成熟)
(B)遊び的学習(ペーパー勉強不要)
(C)基本的生活習慣で体得(五大習慣の体得)
(D)依存期から独立期をしっかりと
(5)理想に固執しない親の度量が必要。



